一般内科
一般内科
一般内科では、日常生活の中で比較的遭遇しやすい急性症状や慢性疾患の継続的な治療とコントロールを行っています。以下に内科でよく見られる症状を挙げています。複数の症状が出ていて「何科を受診したらよいかわからない」といった場合など、お悩みの際はお気軽にご相談ください。
日常的に起こりやすい症状でも、適切な検査を行うことで重大な病気の早期発見につながることもよくあります。体調不良や健康に関して気になることがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
生活習慣病についてはこちらのページを参照ください。
かぜは正式には「かぜ症候群」といって、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、痰などを主症状とする上気道(鼻やのど)の急性炎症の総称です。発熱、咽頭痛、全身倦怠感、食欲低下などを伴う場合がありますが、発熱はあっても微熱程度で、頭痛や全身倦怠感などの全身症状も軽いという特徴があります。きちんと治さないとその後、気管支炎や肺炎に進行する場合もありますので、治ったと思って無理をせず、完治するまで来院されることをお勧めします。
かぜは治った後も咳だけ何週間も続くことがあります。かぜのときに上気道にできた炎症をきっかけに気道が過敏となり咳発作を認めるもので、咳喘息といいます。
発症の原因は異なりますが、気管支喘息に似た症状がみられ治療も気管支喘息にも使われる吸入薬を使用します。治療期間は2週間ほどで良くなるケースもあれば数か月要することもあり様々です。
インフルエンザウイルスによる急性熱性感染症で、A、B、Cの3型があり、通常、寒い季節に流行します。感染を受けてから1~3日間ほどの潜伏期間の後に、38℃以上の突然の高熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、関節痛などが現れ、咳、鼻汁、咽頭痛などの症状がこれらに続き、およそ1週間で軽快します。通常のかぜ症候群とは異なり急激に発症し、全身症状が強いことが特徴です。
胃腸炎のほとんどはウイルス感染で、一部に細菌性が見られます。症状は下痢、腹痛、嘔吐、発熱が多く、治療は脱水を予防し、症状に合わせた内服薬を服用します。
じんましんは皮膚の一部が突然くっきりと赤く盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡形もなくかゆみと皮疹が消えるという特徴があります。発症して6週間以内を「急性じんましん」、それ以上経過した場合を「慢性じんましん」と呼びます。薬物治療は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などの飲み薬や塗り薬が中心となります。
尿から細菌が入り感染することで発症します。
膀胱炎は頻尿、残尿感、排尿時痛が多くみられます。尿のにごりや血尿で受診される方もいますが、膀胱炎のみで発熱することは稀です。3~5日程度の抗菌薬治療が一般的ですが、治療中は積極的な水分摂取を並行して行うことをお勧めしています。膀胱炎は頻尿や排尿時痛が気になり水分を控えてしまう傾向にありますが、それでは膀胱内で菌が繫殖しやすくなります。排尿が排菌にもつながるため積極的に水分摂取するようにしましょう。
膀胱炎が悪化し細菌が腎臓にまで到達し感染すると腎盂腎炎になります。腎盂腎炎は膀胱炎と異なり高熱を認めるのが特徴で、抗菌薬治療期間も2週間程度と膀胱炎よりも長期になります。
アレルギー性鼻炎には、スギ花粉やヒノキ花粉などが原因で起こる「季節性アレルギー性鼻炎(花粉、ハウスダストなど)」と、ハウスダストなどが原因で季節に関係なく起こる「通年性アレルギー性鼻炎」があります。サラっとした透明の鼻水、鼻づまり、発作的に起こる連発するくしゃみが主な症状で、空気中に浮遊する原因物質(アレルゲン)が鼻の粘膜から体内に入ることによって起こります。アレルギー性鼻炎の治療には「薬物療法」、「アレルゲン免疫療法」、「手術療法」があります。また、症状の原因となるダニやスギ花粉などのアレルゲンを回避する環境を整えることも重要です。
扁桃炎は、のどの奥の左右両側にある扁桃が、細菌などの感染により炎症を起こす病気です。扁桃炎の症状は、のどの痛み(とくにつばを飲み込むときの強い痛み)、発熱、あごの下や頚部のリンパ節の腫れなどですが、耳や側頭部に痛みが放散することもあります。扁桃炎の治療は、軽い場合はうがい薬、トローチの使用などで改善しますが、炎症が強い場合は、抗菌薬や消炎鎮痛剤などを服用する必要があります。
初診の際は保険証またはマイナンバーカード・医療証等を必ずお持ちください。保険証・マイナンバーカードの確認が取れない場合は保険診療として取り扱うことができません。
※保険証の期限切れにご注意ください。
当院では免疫力の低下している患者様や、ご高齢の患者様にも安心して受診していただけるように感染症対策を徹底しております。
発熱の方は、診察時間内にお電話にてご連絡をお願いいたします。来院時間を調整させていただきます。